サブリース解除で家賃収入激減、任意売却でローン負担軽減したケース
担当者
- ADR
- 任意売却取扱主任者
- 宅地建物取引士
新卒にて不動産仲介会社に就職後、自身のお客様がローンの滞納や離婚を機に競売にかけられてしまうことを経験。そういった方を少しでも減らすために任意売却に注力。
サブリース契約解除で家賃収入が激減、ローン返済が困難に
男性
- エリア東京都葛飾区
- 職業会社員(30代)
- 家族本人、妻
- 物件種別収益物件(1K投資用マンション)
- 残債2,300万円
- 売却価格1,780万円
Aさんは、会社の先輩からの勧めで不動産投資を開始し、将来の年金収入のためにと投資用マンションを購入しました。 購入時はサブリース契約による家賃収入でローンを支払えていましたが、契約解除により賃料が大幅に減額。当初14万円の賃料収入が、実際は8万円まで下がってしまいました。 貯金を切り崩し、親族からの借入でなんとか維持していましたが、長くは続けられず、マンションの売却を決意。弊協会にご相談いただきました。
サブリース解除の影響を考慮し、スピーディーに売却を進行
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
Aさんの物件は、サブリース契約解除後の影響を受けており、抵当権者がノンバンク系金融機関だったことから、迅速な対応が必要でした。 任意売却を進めながら、ローン以外の無担保債務(不動産購入諸費用の借入)や奨学金の整理も視野に入れ、弁護士と連携して破産申し立ての準備も進めました。
今回の事例のポイント
サブリース契約の解除により、ローン返済計画が大きく崩れるケースは少なくありません。Aさんのように、状況が悪化する前に相談することで、早期解決につながる可能性があります。
ローンの重圧から解放され、新しい生活へ
Aさんは「サブリースだから大丈夫と思っていたのに、解除後にこんな状況になるとは思いませんでした」と振り返りました。 また、「マンションを手放す決断は簡単ではなかったですが、ローンに追われる生活を終え、新しい生活を始められることに安心しています」と話されました。 今後は夫婦で生活を立て直し、将来に向けて新たなスタートを切る予定です。
ご相談は全国から無料で受付中!
今回の担当者
藁科 暁
得意分野 |
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資格 |
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新卒にて不動産仲介会社に就職後、たくさんのお客様からご契約を頂く中で自身のお客様がローンの滞納や離婚を機に競売にかけられてしまうことを経験。 当初は弊会の資格を受験し加盟店として業務に従事している中でご縁が生まれ、弊会の相談員となることとなった。 長年、地域密着の不動産を対応していた経験を活かした多角的な提案や解決方法が強み。