定年後の年金減額で住宅ローンが不安に…住み替えで新生活を叶えたケース
定年後の年金減額で住宅ローンが払えなくなり相談に

- エリア東京都練馬区
- 職業定年退職
- 家族ご夫婦
- 物件種別戸建
- 残債–
- 売却価格–
大学を卒業後、一部上場企業で定年まで勤め上げたGさん。お住まいの家は、バブル景気のピークだった46歳の時に購入した戸建てでした。Gさんは、住宅ローンを定年までに完済できるよう、ボーナスや貯金を活用してコツコツと繰り上げ返済を進めていました。
ところが、定年を間近に控えた頃、勤めていた会社の業績が急激に悪化してしまいます。その影響で、退職金が大幅に減額され、さらに企業年金もカットされることが決まってしまいました。
長年コツコツと返済を進めてきたものの、このままでは退職後も今までのようには住宅ローンを支払っていくのが難しくなってしまいます。そこで、住宅ローンの負担を軽くし、老後の生活資金を確保したいと、私たちに相談してくださいました。
通常の不動産売却をご提案、希望のマンションに住み替えが成立し解決に
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
Gさんがお住まいの練馬区の戸建ては、人気のエリアにあるため、不動産としての価値が非常に高い物件でした。また、これまでコツコツと繰り上げ返済を続けてきたこともあり、残っている住宅ローンの額よりも家の価値が上回る状態でした。
そのため、私たちからは住宅ローンを滞納して任意売却をするのではなく、普通の不動産売却(住み替え)をする方法をご提案しました。
さらに、老後の生活を安心して送っていただくため、売却で得たお金で便利で暮らしやすい駅近の中古マンションへ引っ越す方法をご提案しました。
Gさんのご自宅の売却と、新しい中古マンションへの住み替えの両方を、私たちと提携している不動産会社と協力しながら進めていきました。
今回の事例のポイント
Gさんの場合は、住宅ローンの支払いに困ってはいるものの、実は任意売却をする必要がありませんでした。定年後も住宅ローンを払い続けなければならないかもしれない、という不安を抱えていらっしゃいましたが、ご自宅の価値を考慮して通常の住み替えという方法を検討していきました。
このように、私たちは住宅ローンの支払いに困っているお客様一人ひとりの状況に合わせて、任意売却以外の方法もご提案しています。
解決後は理想の住まいを手に入れ、新生活を新しくスタート
練馬区のご自宅売却と新しいマンションの購入、どちらもGさんご家族に納得していただける形で無事に進めることができました。
希望は「家を売ったお金だけでマンションを買いたい」と考えていたそうですが、理想の住まいを追い求めた結果、最終的には500万円ほど貯金を取り崩すことになったそうです。その分、生活費を少し削ることにはなったものの、現在は新しく購入されたマンションのベランダをウッドデッキ風にDIYするなど、新しいお住まいでの生活を楽しんでいらっしゃるとのことでした。
人生100年時代と言われる現代、定年後の生活に不安を感じるのは当然のことです。住宅ローンの支払いや老後の資金など、将来についてのお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。