病気で収入激減…住宅ローン滞納前の任意売却で計画的な再出発を叶えたケース
病気による部署異動で収入激減、住宅ローン返済に悩みを抱え相談に

- エリア埼玉県志木市
- 職業会社員
- 家族ご夫婦、お子さん2人
- 物件種別マンション
- 残債2,380万円
- 売却価格2,400万円
「まさかこんな形で、仕事を変えることになるとは…」
埼玉県志木市にお住まいのMさん(44歳)は、30代半ばでお子さんの成長を機にマンションを購入しました。以前は運送業でバリバリ働いていましたが、持病の腰痛が悪化。会社に相談したところ、体の負担が少ない事務の部署に異動させてもらいました。
「収入が減って、家のローンが払えなくなってしまった…」
体の負担は軽くなりましたが、収入が大幅に減少してしまいました。お子さんも大きくなり、思うように働けない中で住宅ローンの支払いが厳しくなり、苦しい日々を過ごされていました。そんな時、当協会の存在を知り、お電話でご相談くださいました。
滞納前の相談で計画的な任意売却を実現
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
Mさんがご相談に来られたのは、まだ住宅ローンを滞納する前でした。そのため、今後の計画をしっかり立てるための十分な時間がありました。
「滞納することで、代位弁済に移行し、任意売却が可能になります」
私たちは、今後の流れをしっかりご説明し、任意売却へ向けて、まずは住宅ローンを滞納することから始めました。Mさんも積極的に協力してくれたおかげで、早い段階から物件を販売することができました。
幸い、多くの方から問い合わせをいただく物件だったので、早期に買い手を見つけることができました。
今回の事例のポイント
この事例のポイントは、住宅ローンを滞納する前にご相談いただけたことです。滞納前にご相談いただくことで、今後の計画をじっくりと立てることができ、無駄な遅延損害金が高くなる前に、売却活動を始めることができます。
解決後は、心の重荷が下り、前向きに再スタート
「住宅ローンがあるという存在がずっと気が重くて、苦しかったです」
Mさんは、病気で思い描いていた未来と違う形になってしまったことに、とても残念な気持ちを抱えていました。しかし、ご相談をいただいたことで、心の重荷が下り、気持ちが楽になったと話されていました。
遅延損害金も高額になることなく、自己破産もせずに、ご夫婦で協力して残ってしまった借金を返済していくことを決意されました。
「売却することができて、本当に良かったです」
そう話されていたMさん。新しい土地で、ご家族と一緒に、前向きに新しい人生を歩み始めています。