事業の借金が原因で住宅ローン破綻…親子間売買で住み続けられたケース
事業資金の借入が原因で住宅ローンが払えず、親子間売買を検討

- エリア東京都中野区
- 職業自営業
- 家族ご夫婦、お子さん2人
- 物件種別マンション
- 残債1,600万円
- 売却価格1,950万円
「事業を続けるために、いろんなところからお金を借りていました…」
東京都中野区で自営業を営まれているMさん(60歳)。事業を始める際、ご自宅を担保にお金を借りて、なんとかやりくりされてきました。しかし、年々借金の返済が厳しくなり、他にもあちこちからお金を借りて、借金がどんどん増えていきました。ご相談に来られた時には、複数の借金を抱えている状態でした。
「どうにかして、この家に住み続けたいんです」
ご自宅を手放さずに、今のマンションに住み続けられる方法はないかと、ご相談にいらっしゃいました。
「親子間売買」を提案、息子さんが家を購入し解決へ
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
Mさんの息子さんに安定した収入があり、お父さんの代わりに住宅ローンを組む意思があったため、私たちは**「親子間売買」**という方法をご提案しました。
「本当に、こんな方法で解決できるのでしょうか?」
私たちは、提携している『新生インベストメント&ファイナンス』へ融資の手続きを進め、息子さんが無事に住宅ローンを組むことができ、親子間での売買を成立させることができました。
今回の事例のポイント
この事例のポイントは、親子間売買という特殊な売却方法です。ご家族に安定した収入がある場合、このような形で解決できる可能性があります。また、私たちのような専門家が間に入り、融資の手続きもサポートすることで、ご自身で動くよりもスムーズに解決へ向かうことができます。
解決後は、家族で協力しあい再出発
「初めて相談してから、とてもスピーディーに対応してくれて、感謝しています」
今後は、Mさんと息子さんで協力して、ローンの返済を進めていくそうです。また、住宅ローン以外の借金については、弁護士さんに依頼して、借金の整理を進めていく予定です。
「心細い中で、色々相談に乗ってくれて、とても頼りがいがありました」
自営業の借金という複雑な問題でしたが、ご家族の協力と、専門家を頼るという勇気ある行動が、Mさんの新しい人生を切り開くきっかけとなりました。