定年後の収入減…キャッシングで住宅ローンをやりくりするも任意売却で再出発したケース
定年後の収入減で住宅ローンが払えず、キャッシングで凌ぐ日々

- エリア埼玉県蕨市
- 職業会社員
- 家族不明
- 物件種別マンション
- 残債1,980万円
- 売却価格1,400万円
「定年後、収入が半分になってしまって…」
埼玉県蕨市にお住まいのNさん(62歳)。定年後も嘱託社員としてお仕事を続けられていましたが、収入が半分以下になってしまい、住宅ローンの支払いが厳しくなりました。「住宅ローンの支払いを止めると、どうなるんだろう…」
支払いが滞るのが怖くて、クレジットカードのキャッシングでお金を借りて、なんとかやりくりをしていました。しかし、借金がどんどん増えていき、この先も払い続けるのは無理だと感じ、ご自宅を売却して問題を解決したいとご相談にいらっしゃいました。
キャッシングの停止を提案し、任意売却で早期解決へ
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
ご相談いただいた時、Nさんはまだ住宅ローンの滞納はありませんでした。しかし、キャッシングで借金を増やしてまで返済している状態でした。
「まずは、これ以上借金を増やさないようにしましょう」
私たちは、これ以上キャッシングで借金を増やさないようご提案し、任意売却を進めていくことになりました。
今回の事例のポイント
この事例のポイントは、住宅ローンを滞納する前にご相談いただけたことです。Nさんは「支払いを止めることが怖くて、借りてばかりで完済できる見込みがなかった」と話されていましたが、任意売却という方法を知り、早めに相談してくださったことで、状況が悪化する前に解決へ向かうことができました。
解決後は、心の重荷を下ろし再スタート
「一区切りついて、本当に安心しました」
売却後の残債は600万円ほど残りましたが、今後は弁護士さんと相談して、借金の整理や自己破産の手続きを進めていく予定です。手続きにはまだ時間がかかりますが、任意売却ができたことで、心の重荷が下りたようです。
借金の督促に怯える日々から解放され、Nさんは新しい人生を歩み始めています。