軽率な住宅ローン組みで負担増、築浅任意売却で賃貸暮らしへ切替えたケース

軽い気持ちで住宅ローンを組んだものの、支払い負担が増大し相談へ

- エリア東京都国分寺市
- 職業会社員
- 家族母、娘
- 物件種別戸建
- 残債3,600万円
- 売却価格3,100万円
Yさんは、「毎月の家賃を払うなら購入したほうがいいのでは」と考え、気軽な気持ちでマンションのモデルルームを見に行きました。すると、その場で「住宅ローンの審査だけでも」と勧められ、結果的にローンが通過。特に深く考えずにマンションを購入することになりました。 しかし、1年後に団体信用生命保険の請求書が届いたものの、支払う余裕がなくキャッシングで対応。さらに、5年後には修繕積立金の増額が決まっており、このままでは生活が成り立たなくなると不安を感じ、当協会へ相談されました。
築浅のうちに任意売却を提案、スムーズな売却で負担軽減
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
Yさんのマンションは購入からまだ2年しか経過しておらず、室内も非常にきれいな状態でした。そのため、売却に適した状況ではありました。 Yさん自身も「この家に住み続けたい」という強い希望はなく、団信の支払いをキャッシングで補っている状況や、固定資産税の負担も大きく感じていることから、これ以上負担を増やさないためにも、マンションが値下がりしないうちに売却することをご提案しました。
今回の事例のポイント
築浅のマンションは市場価値が高いため、できるだけ早く売却することが有利です。今回のケースでは、購入から間もない物件だったこともあり、比較的スムーズに売却することができました。 また、Yさんは団信の支払いが厳しく、キャッシングで補填するという負のループに陥る寸前でした。そのため、「これ以上借金を増やさない」という観点からも、早期売却が最善の解決策となりました。
固定資産税や団信の負担から解放され、賃貸暮らしで家計の安定へ
Yさんは任意売却後、賃貸マンションへ引っ越しました。購入当初は「家賃を払い続けるよりも、購入した方が得」と考えていましたが、実際には固定資産税や団信の支払いが想定以上に家計を圧迫し、生活が苦しくなっていたことを改めて実感。 住宅ローンの支払いはもちろん、団信の保険料や固定資産税が毎年重くのしかかり、ローンを組んだ当初には想定していなかった負担が増えていました。そのため、「このままでは家計が破綻する」と判断し、築浅のうちに任意売却を選択。 現在は賃貸に住み替えたことで、住宅ローンや団信の支払いがなくなり、固定費の見通しが立つようになったそうです。支払いの負担が軽減されたことで、毎月の生活費の管理もしやすくなり、精神的な余裕も生まれました。
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今回の担当者

河手 明久
得意分野 |
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資格 |
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新卒にて主に投資用不動産の仕入れを行う不動産会社に就職。営業をする中で、差押、競売等の登記が入った不動産の所有者様とお話しするうちに任意売却というワードを知り、この分野への興味が湧いたことを機に任意売却を専門とする不動産会社に転職。任意売却を一から学び、資格を取得し晴れて協会の相談員となった。活力と誠実さが強み。