定年を目前に会社を辞め、カードローン滞納で任意売却を相談に
- エリア埼玉県
- 職業定年退職
- 家族なし
- 物件種別土地
- 残債–
- 売却価格350万円
3年前、60歳の定年を目前に控えていたNさん。勤めていた会社の上司と喧嘩になり、会社を辞めてしまいました。それからカードローンの支払いが難しくなり、滞納するようになっていました。しばらくすると、カード会社から「競売の申し立てをします」という手紙が届き、突然のことにNさんは驚き、慌てて私たちにご相談にいらっしゃいました。
通常の売却をご提案、早期売却が成立し解決に
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
ご相談いただいたNさんは、ご自宅のほかに土地も所有していました。今回、競売を申し立てられていた土地は、家を建てられない場所だったため、競売で買い手がつく可能性は低いと判断しました。
そこで私たちは、ご自宅とは別に所有していた、家を建てられる土地を売却することをご提案しました。その土地の査定価格は350万円で、カードローンの残債が80万円、市税の差し押さえ分が20万円と、合計100万円の借金と諸費用を払うのに十分な金額でした。この土地を売却することで、競売の取り下げや差し押さえを解除できる状況でした。
今回の事例のポイント
この事例のポイントは、競売にかけられた「家を建てられない土地」ではなく、「別の土地」を売却することで問題を解決できたことです。Nさんは、競売の通知が来てしまい、どうすればいいか分からず途方に暮れていました。しかし、私たちは、ご相談者様の状況を冷静に分析し、別の解決策を提案することで、ご自宅を失うことなく借金問題を解決することができました。
実は今回売却した土地は「農地」だったため、売却する前に「農地法の5条申請」という手続きが必要で、解決までに多くの時間と労力がかかりました。しかし、その分、Nさんの力になれたことを嬉しく思っています。
解決後は借金がなくなり、新生活をスタート
販売を始めてから3ヶ月ほどで買い手が見つかり、無事に売却することができました。購入してくださった方は、別荘を建てる目的で、とても喜んでくださったそうです。Nさんは、「良い方に買ってもらえてよかった。これで借金に悩むこともなく、お寿司でも食べに行こう!」と、おっしゃっていました。
ご相談にいらした時は悲壮感が漂う表情でしたが、今では生き生きとされて、とても安心されたご様子でした。「最初は悲壮感いっぱいの表情でしたが、今では生き生きとしています。これで借金に悩むこともなくなり、お寿司でも食べに行こう!」と、笑顔で話してくださいました。
どんなに複雑な状況でも、私たちは皆さんの力になれるよう、全力でサポートさせていただきます。一人で悩まずに、まずは私たちにご相談ください。