転職で収入が1/3に、弁償金と住宅ローンの二重負担を任意売却で整理したケース
心臓発作による転職で収入が激減、住宅ローンが重荷に
- エリア東京都練馬区
- 職業元長距離運転手 → フォークリフト運転手
- 家族既婚・家族あり
- 物件種別戸建住宅
- 残債—
- 売却価格—
Aさんは東京都練馬区で長距離トラック運転手として働かれていましたが、輸送中に心臓発作を起こし1ヶ月間の入院と手術を受けることに。事故には至りませんでしたが、医療費の自己負担に加え、積み荷の損害による弁償金も発生。保険で補えなかった数百万円の負債を抱えることとなりました。体調を考慮して市場勤務のフォークリフト運転手に転職されましたが、収入は従来の3分の1に減少。住宅ローンの返済が難しくなり、当協会にご相談されました。
残債とのバランスから任意売却を決断、家計と心の負担を軽減
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
収入の減少と医療費・弁償金による債務増加が重なり、これまで通りのローン返済は現実的ではないと判断。Aさんのご家族にも配慮し、精神的負担の軽減と将来的な再建を視野に、任意売却による早期解決をご提案しました。売却後も無理なく返済できる残債額に調整し、家計の再構築が可能な状態に整えることができました。
今回の事例のポイント
・収入減と予期せぬ債務増加を踏まえた支払い見直しを実施
・任意売却により毎月の返済負担を圧縮し精神的余裕を確保
・保証人不要の賃貸住宅を提携不動産会社と連携して紹介
・転職後の収入に応じた残債整理計画を策定し将来を支援
任意売却で生活を立て直し、精神的ゆとりを取り戻す
任意売却後、保証人不要の賃貸住宅への引越しもスムーズに完了し、Aさんは現在フォークリフト運転手として安定して勤務を継続中。残債も毎月少しずつ返済されており、完済も見えてきています。「突然の病気で生活が一変しましたが、全任協に相談したことで出口が見えました。今は将来のことも前向きに考えられ、家族にも心から感謝しています」と語られ、精神的な余裕のある暮らしへと再スタートを切られました。
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今回の担当者
瀧 基洋
得意分野 |
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資格 |
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宅地建物取引主任者試験の合格をきっかけに不動産業界に就職しました。 これまで分譲住宅の新築販売、中古住宅の仲介業務、分譲住宅の土地仕入、開発業務等を中心に経験をしてまいりました。不動産業務に従事した頃はバブル経済が崩壊し、不動産価格の下落、企業破綻等を身近で経験をしてまいりました。事業破綻により住宅ローンの返済が出来ないというお客様からのご相談を受け、任意売却に取り組んだのが、私がこの業務に携わるきっかけでした。昨今ではコロナ禍での住宅ローンの返済変更(リスケジュール)からの通常返済に戻ってしまい返済が滞る事案が急増しているように感じます。それらさまざまな住宅ローン問題のアドバイスを行い皆様のお力になりたいと思います。