夢のマイホームが家計を圧迫。任意売却と債務整理で再出発したケース
新築購入からわずか2年、ローンと債務が生活を追い詰めた日々
- エリア東京都練馬区
- 職業会社員(相談者)
- 家族夫婦・子ども
- 物件種別新築戸建
- 残債—
- 売却価格—
W様(37歳)は、東京都練馬区で家族と共に念願の新築一戸建てを購入。もともと無理のある計画と自覚はあったものの、マイホームの夢を優先されました。
しかし、家計は次第に圧迫され、やがてカードローンへの依存が常態化。奥様は家の維持には積極的でしたが、協力的とはいえず、弁護士費用の高い個人再生を進めていたこともあり、家計は破綻寸前に。当協会へのご相談となりました。
高額な弁護士費用による悪循環を断ち、任意売却と債務整理で再構築へ
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
既存の弁護士事務所では弁護士費用が住宅ローン並みという矛盾した状況だったため、当協会の提携弁護士をご紹介。費用負担を抑えつつ、現実的な破産手続きと任意売却の方針へと転換しました。
売却交渉では利害関係者との合意形成に注力し、引越し費用の確保を優先。W様にとって精神的・経済的な再出発がしやすいようサポートしました。
今回の事例のポイント
- 「家計の現実」と「家族の意見」のギャップが危機を加速
- 高額な弁護士費用が逆に生活再建を妨げる結果に
- 早期に適切な専門家へ依頼する重要性
任意売却で生活基盤を立て直し、子どもと共に新しい暮らしへ
売却後、W様はご実母とお子様とともに新生活をスタート。家賃負担が軽減されたことで、弁護士費用の積立も可能となり、ようやく生活に安心感が戻りつつあります。
ご夫婦は今回の件をきっかけに離婚を選ばれましたが、「お子様のために前向きに生き直す」と力強く語られ、新たな一歩を踏み出されています。
ご相談は全国から無料で受付中!
今回の担当者
瀧 基洋
得意分野 |
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資格 |
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宅地建物取引主任者試験の合格をきっかけに不動産業界に就職しました。 これまで分譲住宅の新築販売、中古住宅の仲介業務、分譲住宅の土地仕入、開発業務等を中心に経験をしてまいりました。不動産業務に従事した頃はバブル経済が崩壊し、不動産価格の下落、企業破綻等を身近で経験をしてまいりました。事業破綻により住宅ローンの返済が出来ないというお客様からのご相談を受け、任意売却に取り組んだのが、私がこの業務に携わるきっかけでした。昨今ではコロナ禍での住宅ローンの返済変更(リスケジュール)からの通常返済に戻ってしまい返済が滞る事案が急増しているように感じます。それらさまざまな住宅ローン問題のアドバイスを行い皆様のお力になりたいと思います。