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住宅ローンの支払いは待ってもらうことが可能?条件や方法を解説

更新日 2025-12-30

住宅ローンの支払いを待ってもらう相談
瀧 基洋

記事監修者

瀧 基洋

バブル崩壊を経験し、住宅販売・仲介・開発に従事。
事業破綻による住宅ローン問題を機に任意売却に注力し、返済相談を支援。

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住宅ローンの支払いを待ってもらうことは可能なのでしょうか?

物価高や金利上昇の影響により、返済が難しくなるケースが増えています。そのため、「リスケジュールにはどのような手続きが必要なのか」と疑問を抱えている方も少なくありません。

もしリスケジュールが認められれば、月々の返済額を抑えることができます。結果として、自宅を手放さずに済む可能性があるのです。

ただし、リスケジュールにはいくつかの条件や注意点があります。したがって、事前に内容を理解しておくことが大切です。

本記事では、住宅ローンの支払いを待ってもらう方法や手続きの流れ、メリット・デメリットについて解説します。

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住宅ローンの支払いを待ってもらう(リスケジュール)ことは可能?

リスケジュールの可能性

返済が厳しくなったからといって、「相談しても無駄だ」と決めつける必要はありません。

なぜなら、状況や金融機関によっては、返済条件の見直し(リスケジュール)によって住宅ローンの支払いを待ってもらうことが認められる場合があるからです。

そのため、まずは金融機関に相談しましょう。そして、負担を軽減できる方法がないか確認することが大事です。

金融機関に相談して住宅ローンの支払いを待ってもらう

金融機関への相談

金融機関に相談しても、返済そのものを完全に止めることはできません。

しかし、返済期間を延長して毎月の返済額を抑えることは可能です。また、一定期間は元金の支払いを止めて利息のみの支払いに変更する方法もあります。

このように、返済条件を見直すことで、実質的に住宅ローンの支払いを待ってもらうことは可能です。

■リスケジュールの主な種類

方法 特徴と注意点
返済期間を延ばす 返済期間を延ばし、毎月の返済額を減らせます。
返済負担が軽くなれば、支払いに余裕が生まれます。その結果、滞納リスクを抑えることにつながるでしょう。
ただし、返済期間が長くなる分、トータルの支払額は増える点には注意が必要です。
利息のみを支払う 一定期間、元金の支払いを止めて利息のみの支払いに切り替える方法です。
元金据置となり返済額が大幅に軽減されるため、一時的に家計が厳しいときに有効です。
ただし、元金が免除されるわけではありません。後々支払っていく必要があります。

リスケジュールによって、滞納になり自宅を手放さざるを得なくなる事態を避けられる可能性があります。

参考:中小企業等に対する金融円滑化対策について|金融庁

リスケジュールが認められる場合の条件

リスケジュールの条件は金融機関によって異なります。また、明確に公表されていないことがほとんどです。

ただし、一般的には返済が困難となった合理的な理由がある場合に認められることが多いです。

具体的には、失業や会社の業績悪化による収入減少が挙げられます。加えて、病気やケガによる入院、家族の介護など生活環境の変化も考慮されます。

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住宅ローンの支払いを待ってもらう際のメリットとデメリット

住宅ローンの支払いを待ってもらうことには、メリットとデメリットの両面があります。

事前にそれぞれを理解しておくことが重要です。そうすれば、自分にとって最適な判断がしやすくなり、返済に関するリスクを抑えることにもつながります。

ここでは、住宅ローンの支払いを待ってもらう際のメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

待ってもらうメリット

住宅ローンをリスケジュールすることで得られる主なメリットは以下のとおりです。

  • 月々の返済負担を減らせる
  • 一時的な家計の苦境を乗り切る手段として活用できる
  • 収入が回復するまでの時間を確保できる

リスケジュールを行うことで、厳しい状況を一時的に緩和できる可能性があります。

デメリット

待ってもらうデメリット

一方で、住宅ローンをリスケジュールした場合のデメリットは次のとおりです。

  • 返済期間が延びることで支払総額が増える可能性がある
  • 一時的に負担が軽くなっても将来的な返済が厳しくなる場合がある
  • リスケジュールを行っても必ずしも滞納を回避できるとは限らない

これらのデメリットも理解した上で、リスケジュール後も返済を続けることが大事です。

住宅ローンの支払いを待ってもらう際の費用

手数料や費用

住宅ローンの返済をリスケジュールする場合、手続きそのものにかかる費用は基本的にはありません。

ただし、返済期間が延びることで利息が増える場合があります。また、繰上返済を行う際の手数料や、保証会社への事務手数料が必要となるケースもあるでしょう。

そのため、リスケジュールを検討する際にはシミュレーションが重要です。利息や手数料がどの程度増えるのかを事前に確認しておくことが大切です。

住宅ローンの支払いを待ってもらう際の手続きの流れ

手続きの流れ

住宅ローンの支払いを待ってもらう際の手続きの流れは、次のとおりです。

  1. 金融機関へ相談する
  2. 返済状況に合わせたリスケジュール方法を検討する
  3. 必要書類を準備して申請手続きを行う
  4. 金融機関の審査を経てリスケジュールの可否が決まる

手続きの流れを知っておくことで、よりスムーズに進めやすくなります。

1.金融機関へ相談する

まずは、住宅ローンを借りている金融機関に相談しましょう。「返済条件の変更(リスケジュール)」ができるか確認するためです。

「相談しても難しいだろう」と決めつけてはいけません。早めに連絡することが大切です。

相談時には、返済が厳しくなっている理由や、現在支払える金額の目安などを具体的に伝えましょう。そうすれば、金融機関側も状況に応じた提案を検討しやすくなります。

2.返済状況に合わせたリスケジュール方法を検討する

金融機関へ相談すると、いくつかのリスケジュール案が提示される場合があります。たとえば、返済期間の延長や元金据置などです。

その中から選択する必要があります。自分たちの状況や今後の見通しに合った方法を選びましょう。

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3.必要書類を準備して申請手続きを行う

リスケジュールの内容に問題がなければ、必要書類を揃えて正式に申請手続きを行います。

必要となる書類は異なります。金融機関やリスケジュールを希望する理由によって変わるため注意が必要です。

たとえば、病気やケガなどによる収入減が理由の場合もあるでしょう。その際は、収入証明書や診断書などの提出を求められることがあります。

スムーズに手続きを進めるためにも、早い段階で必要書類を確認し、準備しておくことが大切です。

4.金融機関の審査を経てリスケジュールの可否が決まる

申請後、金融機関で審査が行われます。

審査を無事に通過できれば、リスケジュールが適用されます。その結果、月々の返済額を軽減可能です。

ただし、リスケジュール後も返済が滞ってしまうとリスクが高まります。最終的に自宅を手放さざるを得なくなる可能性があるため注意しましょう。

したがって、無理のない返済計画を立て、継続して返済していくことが大事です。

住宅ローンの支払いを待ってもらう際の注意点

注意点

住宅ローンの支払いを待ってもらう際の注意点を事前に理解しておくことが重要です。

あらかじめポイントを押さえておけば、リスクを抑えられます。より計画的に対応を進めやすくなるでしょう。

ここでは、住宅ローンの支払いを待ってもらう際の注意点を解説します。

返済額自体が減るわけではない

住宅ローンの返済期間延長や元金据置などのリスケジュールを行った場合でも、支払う総額が減るわけではない点に注意が必要です。

あくまで返済の時期を先延ばしにする措置です。つまり、返済そのものが免除されるわけではありません。

認められない場合の対処法も考えておく

金融機関に相談すれば、必ずしも住宅ローンの支払いを待ってもらうことができるとは限りません。

もし、リスケジュールが認められない場合はどうすればよいのでしょうか。売却や債務整理など、他の方法を検討する必要があります。

事前に返済シミュレーションを考えておくことが大事

リスケジュールが認められたとしても、その後の返済が滞ってしまえば、最終的に自宅を手放さざるを得ない可能性が高まります。

そのため、事前にリスケジュール後の返済額をシミュレーションしましょう。無理なく返済を続けられるかどうかをしっかり確認しておくことが大事です。

住宅ローンの支払いを待ってもらうことは可能!早めの相談が大事

早めの相談の重要性

住宅ローンの返済が難しくなった場合は、金融機関へ相談することで返済条件を見直してもらえる可能性があります。

たとえば、返済期間の延長や元金据置を利用しましょう。これにより、月々の負担を一時的に軽減することが可能です。

ただし、あくまでも「支払いの先送り」であり、返済が免除されるわけではありません。

将来的にきちんと返済していくためにも、今後の資金計画をしっかりと立てることが大切です。

返済が滞り続けてしまうと、最終的に自宅が競売にかけられてしまう可能性もあるため注意が必要です。

任意売却により競売を回避することは可能です。しかし、それには早めの対応と専門家のサポートが重要になります。

当サイトを運営する一般社団法人 全国任意売却協会では、状況に合わせた的確なアドバイスとサポートを提供しています。お困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。

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