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共同担保(きょうどうたんぽ)

共同担保とは、一つの債権(借金)の担保として、複数の不動産に担保権を設定する仕組みを指します。最も一般的なケースとしては、土地とその上に建つ建物の両方に担保を設定する方法があります。

共同担保の役割と目的

不動産投資や住宅ローンの借入では、金融機関は借入希望者の属性(年収・資産状況など)と購入予定の物件の担保価値(所在地・状態など)を総合的に評価し、融資可能額を決定します。しかし、担保となる不動産の価値が融資希望額に満たない場合、金融機関は以下のいずれかの対応を求めることが一般的です。

・自己資金(頭金)の増額

・所有する別の不動産を担保として追加(共同担保の設定)

この共同担保を活用することで、不動産の担保価値を補完し、融資額を増やしたり、融資を受けやすくすることが可能になります。特に、不動産投資では、既存の資産を共同担保に設定することで、さらなる投資物件の購入がしやすくなるというメリットがあります。

ワンポイント

共同担保を設定することで融資額を増やせる一方、担保にした資産の売却や借り換えが制限されるリスクがあります。また、返済が滞ると共同担保のすべてが競売対象となる可能性があるため、慎重な資金計画が必要です。

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