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ゆとりローン

ゆとりローンとは、1993年から2000年にかけて、住宅金融支援機構(当時の住宅金融公庫)が提供していた住宅ローンの一種で、「ゆとり返済」とも呼ばれていました。このローンの特徴は、当初5~10年間は低金利で月々の返済額を抑え、その分の負担を後年に上乗せする仕組み になっていたことです。 例えば、最初の5年間は2%の低金利で、返済額の大半が利息の支払いに充てられ、元金はほとんど減りません。 その後、6年目以降に通常の返済(2%35年払い計算)へ移行し、11年目には当初の2倍ほどの月々の支払いが発生する設計でした。 当時は年功序列・終身雇用が一般的だったため、「将来収入が上がるから大丈夫」と考え、若年層や所得に見合わない住宅を購入したい人が積極的に利用 しました。

ワンポイント

ゆとりローンは、終身雇用や昇給を前提に設計されたため、経済環境の変化に弱い商品であった。住宅ローンを組む際は、ボーナス払いのリスクも考慮し、将来の収入減や金利上昇にも耐えられる余裕のある返済計画を立てることが重要です。

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