金銭消費貸借契約(きんせんしょうひたいしゃくけいやく)
金銭消費貸借契約書は、お金を借りる際に結ぶ正式な契約書のことです。住宅ローンをはじめ、事業資金の借入れやカードローンなど、多くの借入れ契約で用いられます。「金消契約」や「ローン契約」と呼ばれることもあります。金銭消費貸借契約は、銀行・信用金庫・消費者金融などの金融機関が貸主(債権者)となり、借りる人(債務者)と契約を結びます。住宅ローンや事業資金のような大きな金額の融資では、金融機関はリスク管理のために抵当権を設定することが多いです。
契約書には、以下のような重要な項目が記載されます。
・融資期間:いつからいつまで借りるのか
・金利(利息):適用される金利とその計算方法
・返済方法:元利均等返済や元金均等返済など
・期限の利益喪失:支払いを滞納すると、一括返済を求められる可能性がある
・担保や保証人の条件:ローンの種類によっては担保設定が必要