離婚後、一人で住宅ローン支払い、任意売却で競売回避し再出発したケース
担当者
- ADR
- 任意売却取扱主任者
- 宅地建物取引士
- フィナンシャルプランナー
新卒より大手デベロッパーの新築マンション販売業務に従事。その後、不動産仲介、買取再販事業も経験している不動産歴18年のベテラン。
離婚後、一人で住宅ローンを支えるも、収入減と税金滞納で支払い困難に
男性
- エリア北海道札幌市
- 職業会社員
- 家族本人、元妻、子供3人
- 物件種別戸建
- 残債2,400万円
- 売却価格1,750万円
H様は、平成17年に家族のために一軒家を購入しました。当時は、専業主婦の奥様と、小学生2人、幼稚園児1人の5人家族。 しかし、勤め先の景気が悪化し、残業手当が減少。購入当時よりも給与が下がり、子供の教育資金や生活費を切り詰めながら住宅ローンを支払う日々が続いていました。 そんな中、離婚を決意。その後もH様は一人で住宅ローンを返済していましたが、次第に支払いが厳しくなり、ついには住宅ローンの滞納と税金の滞納が重なり、差し押さえを受ける状況に。 「どうしていいかわからない」と、当協会のホームページをご覧になり、ご相談にいらっしゃいました。
差し押さえを解除し、任意売却で新たな生活へ
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
H様には、住宅ローンの滞納に加え、税金滞納による差し押さえの解除が必要でした。 しかし、滞納分を一括で支払う目途が立たないことから、任意売却による債務整理をご提案しました。 売却活動を開始すると、すぐに近隣の賃貸住宅にお住まいの方が購入を希望。H様と役所へ出向き、税金滞納による差し押さえを解除してもらえるよう交渉を行いました。 結果として、役所側も理解を示し、差し押さえを解除。無事に売却契約を進めることができました。
今回の事例のポイント
住宅ローンだけでなく、税金の滞納がある場合、差し押さえの解除が売却の鍵になります。今回のように、売却先が決まった状態で役所と交渉を進めることで、スムーズに差し押さえ解除を実現することができました。 また、離婚後の住宅ローン支払いは非常に負担が大きく、早期の対応が重要です。今回のH様のように、一人で支払い続けることに限界を感じた場合は、早めのご相談をおすすめします。
自暴自棄だった気持ちが晴れ、子供とも会えるように
「相談に伺う前は、もう何もかも投げ出したい気持ちでした。でも、担当の方と話をするうちに、『なんとかなるかもしれない』と思えるようになりました。」 「無事に売却が終わった今、精神的にも身体的にも楽になりました。何より、子供たちとも会えるようになったのが一番嬉しいです。」 「一人の生活にはまだ慣れない部分もありますが、前向きに楽しみながら過ごしています。」 住宅ローンや税金滞納の問題は、一人で抱え込むとさらに状況が悪化することがあります。早めに専門家に相談することで、解決の道が開けますので、お気軽にご相談ください。
ご相談は全国から無料で受付中!
今回の担当者
小出 裕也
得意分野 |
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資格 |
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新卒より大手デベロッパーの新築マンション販売業務に従事。リーマンショックにより会社が破綻後、 仲介および販売代理の業務に従事。20代で不動産仲介業の新規立ちあげを行い、その後、リノベーション事業を行う買取再販事業に従事。その折に任意売却物件に出会い、現在に至る。 不動産を購入する方の気持ちを理解し、常用されるローンの組み方にも実感を持っている為、不動産を手放さなければならない状況に少しでも活路がないか、最後まで策を講じます。 何を最優先にすべきか決めることは大変なことです。 まずは情報を整理して、希望を捨てずに頼っていただける存在を目指します。