ペアローンで購入した新築マンション
離婚・子育て・ローン滞納を乗り越えた任意売却の道

離婚後の子育てと返済の両立に限界を感じて
 
    - エリア埼玉県和光市
- 職業会社員
- 家族お子さま2人
- 物件種別新築マンション(ペアローン)
- 残債約1,000万円
- 売却価格1,600万円
Aさん(45歳)は、平成11年に元奥様とペアローンを組み、新築マンションを購入されましたが、生活費や返済をめぐってすれ違いが生じ、平成14年に離婚。2人のお子さんと共に生活を続けながら、住宅ローンの返済を一人で背負う日々が始まりました。
収入が一馬力となったことで管理費や修繕積立金の滞納が発生し、ついには住宅ローンも滞納に。精神的にも限界を感じられ、当協会へご相談に来られました。
査定と価格調整で早期売却に成功、債務免除も実現
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
ペアローンでの購入だったため、支払い能力に対して残債が重く、支払い継続は困難と判断。Aさんにも早期の任意売却をご提案し、債権者との調整を開始しました。
当初は債権者の希望で販売価格1,720万円に設定されましたが、購入希望者が現れず、当社の査定に基づいて1,600万円に価格を調整。その直後、購入申込みが入り、スムーズに売却が成立しました。
今回の事例のポイント
- ペアローン物件でも債権者と連携して柔軟な価格調整を実施
- シングルファーザーとして子育てを優先しつつ、負担軽減を実現
- 残債約1,000万円については自己破産で債務免除
任意売却と自己破産で生活再建、穏やかな日常へ
任意売却と自己破産により、住宅ローンや滞納していた管理費などの負債から解放されたAさん。長年のストレスからも解放され、精神的にも落ち着いた日常を取り戻されています。
お子さんとの生活も安定し、「これからは貯金をしながら、無理のない暮らしを目指したい」と語っておられました。大きな負担から解放され、未来へと踏み出す力強い再出発となりました。
ご相談は全国から無料で受付中!
今回の担当者

瀧 基洋
| 得意分野 | 
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| 資格 | 
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宅地建物取引主任者試験の合格をきっかけに不動産業界に就職しました。 これまで分譲住宅の新築販売、中古住宅の仲介業務、分譲住宅の土地仕入、開発業務等を中心に経験をしてまいりました。不動産業務に従事した頃はバブル経済が崩壊し、不動産価格の下落、企業破綻等を身近で経験をしてまいりました。事業破綻により住宅ローンの返済が出来ないというお客様からのご相談を受け、任意売却に取り組んだのが、私がこの業務に携わるきっかけでした。昨今ではコロナ禍での住宅ローンの返済変更(リスケジュール)からの通常返済に戻ってしまい返済が滞る事案が急増しているように感じます。それらさまざまな住宅ローン問題のアドバイスを行い皆様のお力になりたいと思います。
 
						 
					 
                         
                        