離婚後の残債折半で揉める夫婦!弁護士仲裁と迅速な任意売却で早期解決したケース
離婚後の残債折半で揉める夫婦、任意売却と弁護士仲裁で解決
- エリア札幌市
- 職業共働き
- 家族元ご夫婦
- 物件種別新築マンション(共同名義)
- 残債3,010万円
- 売却価格2,780万円
原因と相談するにいたたった背景
札幌市にお住まいのWさんご夫婦は、4年前に共同名義で新築マンションを購入した共働きでした。しかし、結婚から3年半で離婚を決意。ご主人から「離婚協議中でマンションを売却しなければならない」とご相談がありました。
新築で購入したばかりで残債が多く、マンションを売却しても300万円ほどのローンが残ってしまう状況でした。
ご主人の主張: 残債は折半で負担すべき。
奥様の主張: 収入の多いご主人が全額負担すべき。
共働きで共同名義という複雑な状況下、残った住宅ローンを今後どう払っていくかで、お互い一歩も譲らずにお悩みでした。
任意売却と弁護士の仲裁をご提案、早期解決を優先し解決に
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
ご主人、奥様と個別に話し合った結果、お二人とも「とにかく早く離婚を成立させたい」という思いは共通していました。
弁護士による仲裁と残債負担の合意
- 弁護士による仲裁: 負債の折半は認められにくい現実も踏まえ、私たちの協力弁護士が仲裁に入りました。
- 残債の負担: 最終的には、ご主人が残債を全額負担することで合意となりました。
早期売却の実現
「高く売却したいが時間はかけたくない」というご主人の希望があったため、提携不動産会社にて、「3ヶ月で売却できなければ下取りする」という約束で媒介契約を締結しました。この迅速な対応により、結果的にご主人の希望通りの金額で2ヶ月という短期間で売却することができました。
解決後は不安から解放され、新たな生活をスタート
Wさんご夫婦の離婚は無事に成立し、それぞれ札幌市内の賃貸マンションに引っ越されました。残債は約束通り、ご主人が毎月3万円ずつ返済しています。
ご主人は「マンション売却について相談しましたが、離婚についても親身になって話を聞いてくれました。紹介していただいた弁護士先生のお蔭で離婚も成立しました」と話してくださいました。
「最初はローンも折半すべきだと思っていましたが、残債を引き受けることについても自分なりに納得することができました」と、ご自身の決断に納得し、新たな生活をスタートされています。
今回の担当者
瀧 基洋
両当事者が納得できる形で最終的な解決に至り、安堵いたしました。