勤務規制で収入減、任意売却で新生活へ切り替えたケース

勤務時間の規制強化で収入がダウン、住宅ローンが支払えずご相談に
 
      42歳
- エリア愛知県名古屋市
- 職業タクシー運転手(42歳)
- 家族独身
- 物件種別マンション
- 残債1750万円
- 売却価格1550万円
名古屋市在住のA様は、タクシー会社に20年以上勤務されているベテランドライバーです。マンションを購入した当初はお給料も安定しており、同僚の後押しもあって迷いながらも購入を決意されました。しばらくは何の問題もなく住宅ローンを返済できていたそうですが、数年前からタクシー業界の勤務時間に対する規制が厳しくなり、収入が大幅に減少。今まで払えていた住宅ローンを支払うのが次第に苦しくなり、当協会へご相談に来られました。
任意売却の方法をご提案、引っ越し費用を確保してスムーズに新生活へ
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
A様は「会社の近くの賃貸アパートへ引っ越したいけれど、引っ越しの費用も捻出できない」という状況でした。そこで、売却金額から引っ越し費用を控除する形で解決できる、任意売却という方法をご提案しました。 物件の販売活動を始めてから4か月ほど経ったところで、綺麗に使われていたお部屋の状態も評価され、購入を希望される方が見つかりました。売却が成立したことで、当初のご希望どおり引っ越し費用も確保することができ、無事に会社の近くの賃貸アパートへ移ることができました。
今回の事例のポイント
A様はお部屋をこまめに掃除されていたことから、物件自体の評価が高く、買い手が決まりやすかったことが大きな成功要因となりました。また、任意売却を行うことで売却金額の一部を引っ越し費用に充てられたことが、最後まで支払いに苦しむことなくスムーズに新生活へ移れるポイントになったと思われます。
高額な管理費やローンから解放され、賃貸暮らしで気持ちも軽く
A様は以前、住宅ローンと管理費などを合わせて毎月11万円近く支払っていましたが、現在は家賃5万円の賃貸物件に落ち着き、生活がぐっと楽になったそうです。「マンションに住んでいる間は、同じ建物の他の住人の目が気になってしまい、顔を合わせにくい気持ちがあったのですが、それも解消されました」と、心の面でもずいぶんと気が楽になったとお話しくださいました。 A様は任意売却について当初はよく分からない点が多く、不安を感じていらっしゃいましたが、十分なご説明に納得いただいてから取り組むことで、結果としてご希望の環境で新たなスタートを切ることができました。今後もできるだけ分かりやすい説明を心がけ、皆様のお力になれるよう努めてまいりたいと思います。
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今回の担当者

瀧 基洋
| 得意分野 | 
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宅地建物取引主任者試験の合格をきっかけに不動産業界に就職しました。 これまで分譲住宅の新築販売、中古住宅の仲介業務、分譲住宅の土地仕入、開発業務等を中心に経験をしてまいりました。不動産業務に従事した頃はバブル経済が崩壊し、不動産価格の下落、企業破綻等を身近で経験をしてまいりました。事業破綻により住宅ローンの返済が出来ないというお客様からのご相談を受け、任意売却に取り組んだのが、私がこの業務に携わるきっかけでした。昨今ではコロナ禍での住宅ローンの返済変更(リスケジュール)からの通常返済に戻ってしまい返済が滞る事案が急増しているように感じます。それらさまざまな住宅ローン問題のアドバイスを行い皆様のお力になりたいと思います。
 
						 
					 
                         
                        