リストラにより住宅ローンが支払えず、競売寸前で任意売却を実現したケース
50歳目前で突然のリストラ、住宅ローン滞納で競売目前に
- エリア東京都東大和市
- 職業元会社員(リストラによる離職)
- 家族夫婦二人暮らし
- 物件種別戸建(土地付き建売)
- 残債—
- 売却価格—
Oさんは東京都東大和市で、奥様と二人暮らし。平成16年に土地付き建売住宅を購入され、途中で金利の低い銀行へ借換えを行いながら返済を継続していました。しかし、会社の業績悪化による人員整理で突如リストラされ、収入がゼロに。年齢の影響もあり再就職も思うようにいかず、住宅ローンの返済が滞るように。督促状が届いても現実を受け入れられず開封できない状態が続き、やがて銀行から競売申立ての連絡を受け、奥様の紹介で当協会へご相談にいらっしゃいました。
時間との勝負の中、早期対応で任意売却を成立
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
すでに競売が進行している状態だったため、できる限り早急に任意売却の手続きを進行。競売では市場価格より大幅に低くなる可能性があったため、任意売却によって売却価格を確保し、残債の圧縮を目指しました。学区内で戸建を探していた購入希望者とのマッチングがうまく進み、無事に競売前に契約を締結することができました。
今回の事例のポイント
・競売進行中でも諦めず迅速に任意売却を開始
・地域ニーズに合致した買主を的確にマッチング
・任意売却により売却価格を競売以上に確保
・残債整理に向けて弁護士と連携し自己破産を支援
任意売却と自己破産で返済の悩みから解放、生活を再構築
任意売却後、Oさんは残った多額の債務について、当協会の協力弁護士とともに自己破産を申請。無事手続きが完了し、返済の重圧から解放されました。「競売の通知が届いた時は、頭が真っ白で、自殺まで考えてしまいました。でも妻が相談先を見つけてくれて、本当に救われました。自己破産も不安でしたが、支払い能力がない現実を受け入れ、今は気持ちがとても軽くなりました」と話され、再スタートに向けて前向きな気持ちを取り戻されています。
ご相談は全国から無料で受付中!
今回の担当者
瀧 基洋
得意分野 |
|
資格 |
|
宅地建物取引主任者試験の合格をきっかけに不動産業界に就職しました。 これまで分譲住宅の新築販売、中古住宅の仲介業務、分譲住宅の土地仕入、開発業務等を中心に経験をしてまいりました。不動産業務に従事した頃はバブル経済が崩壊し、不動産価格の下落、企業破綻等を身近で経験をしてまいりました。事業破綻により住宅ローンの返済が出来ないというお客様からのご相談を受け、任意売却に取り組んだのが、私がこの業務に携わるきっかけでした。昨今ではコロナ禍での住宅ローンの返済変更(リスケジュール)からの通常返済に戻ってしまい返済が滞る事案が急増しているように感じます。それらさまざまな住宅ローン問題のアドバイスを行い皆様のお力になりたいと思います。