50歳でうつ病により退職、任意売却で生活再建に向けた一歩を踏み出したケース
長年勤めた企業を退職し、住宅ローンの返済も限界に
- エリア群馬県高崎市
- 職業元会社員（早期退職・うつ病）
- 家族単身
- 物件種別戸建（敷地80坪・駐車4台）
- 残債—
- 売却価格—
Bさんは群馬県高崎市で28年間勤務していましたが、50歳のときにうつ病を発症。1年後には早期退職となり、失業保険も切れたことで住宅ローンの返済が困難に。32歳で3,800万円のローンを組み、すでに20年近く返済を続けていましたが、貯蓄も底をつき、返済条件の変更後も支払い継続は厳しい状況に。支払いに限界を感じ、任意売却による解決を希望し当協会へご相談いただきました。
人気エリアの立地を活かし、早期に売却・残債軽減を実現
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
Bさんのご自宅は高崎市内の人気エリアに位置し、80坪以上の敷地と4台分の駐車スペースを備えた好条件の物件でした。少しでも残債を減らすため、査定額より10％高い価格で販売開始。1ヶ月ほどでご近所の方から購入申し込みがあり、若干の指値はありましたが、査定額を上回る金額で売却が成立しました。
今回の事例のポイント
・滞納前の早期相談で柔軟な戦略を設計
・立地と物件条件を活かした価格設定を実施
・短期間で買主を確保し早期売却を実現
・任意売却後の生活支援も視野に入れた総合対応
任意売却と公的支援を活用し、治療と生活再建に集中
任意売却直前に近隣のアパートへ引越しされたBさんは、当協会のアフターサポートを利用して転居と生活保護の申請も完了。現在は医療費負担もなくなり、うつ病の治療に専念されています。「引越しから生活保護の申請まで支えてもらえて本当に助かりました。これから少しずつ体調を整えて、いずれ転職にも挑戦したいです」と語られており、生活再建に向けた一歩を踏み出されています。
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今回の担当者
瀧 基洋
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宅地建物取引主任者試験の合格をきっかけに不動産業界に就職しました。 これまで分譲住宅の新築販売、中古住宅の仲介業務、分譲住宅の土地仕入、開発業務等を中心に経験をしてまいりました。不動産業務に従事した頃はバブル経済が崩壊し、不動産価格の下落、企業破綻等を身近で経験をしてまいりました。事業破綻により住宅ローンの返済が出来ないというお客様からのご相談を受け、任意売却に取り組んだのが、私がこの業務に携わるきっかけでした。昨今ではコロナ禍での住宅ローンの返済変更(リスケジュール)からの通常返済に戻ってしまい返済が滞る事案が急増しているように感じます。それらさまざまな住宅ローン問題のアドバイスを行い皆様のお力になりたいと思います。
