うつ病で仕事ができずローン滞納、任意売却と自己破産で生活の再構築を図ったケース
働けず収入ゼロ、支払いに追われる日々で精神的にも限界に
- エリア埼玉県加須市
- 職業元会社員（うつ病で退職）
- 家族単身
- 物件種別マンション
- 残債—
- 売却価格—
Kさんは加須市のマンションにお住まいで、会社員として働いていましたが、うつ病を発症し退職。仕事だけでなく職場の人間関係にも悩み、復職は難しい状況となっていました。働けない中で住宅ローンの支払いが続き、ほかにもキャッシングや自動車ローンの返済が重なっていたため、精神的にも追い詰められ、ローンから解放されたい一心で当協会にご相談いただきました。
債務整理と任意売却で金銭負担を整理し生活再建へ
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
収入の見込みが立たず、ローン返済継続は現実的でないと判断。住宅ローンに加え、複数の債務があったため、債権者対応の時間確保と自己破産手続きの前提として、早急に任意売却を進めるご提案を行いました。物件は立地条件も良く、相場価格に近い条件での売却が可能と見込まれたため、協会にて一貫した支援を行いました。
今回の事例のポイント
・精神疾患による収入喪失を踏まえた債務整理を提案
・複数のローン滞納状況を整理して優先順位を設定
・売却完了後に自己破産申請へのスムーズな移行を支援
・人気エリアでの売却活動により価格面でも有利に対応
任意売却後に自己破産を申請、再就職にも成功し前向きに
Kさんは希望通り不動産を手放し、その後自己破産申請を行って債務整理を進められました。入退院を繰り返しながらも、新しい職場への転職にもつながり、生活が徐々に安定へ向かっています。「死も覚悟するほど苦しい時期でしたが、相談を重ねる中で少しずつ前を向けるようになりました。体調の悪いときも配慮いただき、心から感謝しています」と話されており、生活再建の道を歩み始めています。
ご相談は全国から無料で受付中!
今回の担当者
瀧 基洋
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宅地建物取引主任者試験の合格をきっかけに不動産業界に就職しました。 これまで分譲住宅の新築販売、中古住宅の仲介業務、分譲住宅の土地仕入、開発業務等を中心に経験をしてまいりました。不動産業務に従事した頃はバブル経済が崩壊し、不動産価格の下落、企業破綻等を身近で経験をしてまいりました。事業破綻により住宅ローンの返済が出来ないというお客様からのご相談を受け、任意売却に取り組んだのが、私がこの業務に携わるきっかけでした。昨今ではコロナ禍での住宅ローンの返済変更(リスケジュール)からの通常返済に戻ってしまい返済が滞る事案が急増しているように感じます。それらさまざまな住宅ローン問題のアドバイスを行い皆様のお力になりたいと思います。
