母の帰宅を見据えた資金調達、リースバックで住み続けたケース

資金調達の必要性と、母親の帰宅を見据えた住み続ける方法を検討
48歳
- エリア東京都江戸川区
- 職業会社員(48歳)
- 家族
- 物件種別マンション
- 残債600万円
- 売却価格1,700万円
A様は、亡きお父様から相続されたマンションで生活をされていました。しかし、勤務先の業績悪化により収入が不安定になった上、資金を調達しなければならない事情が発生。不動産の売却を検討することにしました。 ただ、ご自身のお母様が現在施設に入居されており、高齢のため、いずれ自宅に戻って来る際には「住み慣れた家で迎えてあげたい」という強いご希望がありました。そこで、資金調達をしつつ、一定期間は住み続けることが可能なリースバックができないかとのご相談をいただきました。
リースバック契約を活用し、資金調達と住み続ける希望を両立
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
A様の残債は比較的少額だったため、リースバックの方向でお話を進めました。 売却後もご自宅に住み続けられるよう、定期借家契約(2年)を締結し、毎月の賃料をA様の生活に支障がない範囲に設定。また、売却代金の中から2年分の賃料を確保することで、当面の住居の安定性を確保しました。 こうした条件を整えたことで、A様の「母を迎えるまで住み続けたい」というご希望を叶える形で契約を成立させることができました。
今回の事例のポイント
リースバックは、売却による資金調達と住み続ける希望を両立できる方法ですが、賃料の設定や契約条件の調整が重要になります。今回は、A様の生活に無理のない賃料設定を行うことで、ご自宅での暮らしを維持しながら資金調達が可能となりました。 また、売却代金の中から賃料を確保することで、支払いの心配をせずに済む環境を整えることができました。
リースバックの活用で安心して生活を継続、母親を迎えられる環境を維持
A様は、他社でも相談をされていましたが、「対応の速さと丁寧な説明が決め手となり、ここにお任せしたいと思いました」と話されました。 「こんなに早く希望通りにリースバックという形で解決できるとは思っていませんでした。相談して本当に良かったです。母も安心して戻って来られる環境を維持できたことが嬉しいです」と喜びの声をいただきました。
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今回の担当者

瀧 基洋
| 得意分野 |
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宅地建物取引主任者試験の合格をきっかけに不動産業界に就職しました。 これまで分譲住宅の新築販売、中古住宅の仲介業務、分譲住宅の土地仕入、開発業務等を中心に経験をしてまいりました。不動産業務に従事した頃はバブル経済が崩壊し、不動産価格の下落、企業破綻等を身近で経験をしてまいりました。事業破綻により住宅ローンの返済が出来ないというお客様からのご相談を受け、任意売却に取り組んだのが、私がこの業務に携わるきっかけでした。昨今ではコロナ禍での住宅ローンの返済変更(リスケジュール)からの通常返済に戻ってしまい返済が滞る事案が急増しているように感じます。それらさまざまな住宅ローン問題のアドバイスを行い皆様のお力になりたいと思います。