多重債務で住宅ローン滞納!リースバックを断念し、任意売却と分割返済で支払いの重圧から解放されたケース

多重債務で住宅ローン滞納、「リースバックの条件が合わず」任意売却を相談
- エリア埼玉県
- 職業会社員
- 家族—
- 物件種別マンション
- 残債1,480万円
- 売却価格980万円
20代後半で結婚し、新居としてマンションを購入されたMさん(50歳)。10年以上連れ添った末に離婚し、近年は飼い猫との生活を送っていました。
定職には就いていましたが、不景気で年収が上がらず、住宅ローンを含む毎月の支払いが非常に厳しくなっていました。月々の支払いを捻出するために複数のキャッシングを繰り返し、気づけば多重債務の状態に陥っていました。
Mさんのご希望は、愛着のある家を残してリースバックで住み続けたい、というものでした。
リースバックは断念、任意売却と分割返済で支払いから解放へ
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
当協会ではリースバックの成功事例も多いのですが、Mさんの場合は残債務が多く残っていたため、リースバックの賃料が従来の住宅ローンよりも高額になってしまい、現実的な解決方法ではありませんでした。
そこで、リースバックのメリット・デメリットをご理解いただいた上で、多重債務と離婚という状況を考慮し、別の解決策を提案しました。
Mさんとお話しする中で、家を守ることよりも、現在の苦しい支払いから解放されたいという気持ちが強いことが分かりました。そのため、任意売却をご提案し、売却を進めることになりました。
ご自身の職業柄、自己破産は避けたいというご希望があったため、残った借金については債務整理を行わず、分割での支払いで対応していくことになりました。
今回の事例のポイント
当初のご希望であったリースバックが難しいことを論理的に説明しご理解いただいた上で、ご相談者が本当に求めていた「支払いの重圧からの解放」を実現するため、任意売却へと舵を切りました。また、職業上の理由から自己破産を避け、残債を分割返済するという債権者との合意を取り付けた点も、ご希望に沿った解決策となりました。
支払いの重圧から解放され、再スタートへ
当初ご希望されていたリースバックは断念しましたが、無事に任意売却を完了することができました。
住宅ローンとボーナス払いの重圧がなくなり、キャッシングを繰り返す必要もなくなったことで、Mさんの精神的・経済的な負担は大きく軽減されました。
今後は、残った借金を無理のない範囲で分割返済していくことになります。今後また経済状況が厳しくなった際にも、いつでもサポートできるよう、継続して見守らせていただきます。
今回の担当者

瀧 基洋
リースバックは、住宅ローンよりも賃料が高くなると、解決の意味が薄れます。マイホームは大切ですが、家を守るためにご自身が追い込まれては本末転倒です。ご自身ではリースバックが最善だと思っていても、不動産の立地や状況によっては、他の解決策が適している場合もあります。まずはご自身の状況をご相談ください。私たちと一緒に最善の方法を探します。お力になれると思いますので、フリーダイヤル 0120-963-281(クロウサルニンバイ)または24時間受付の無料相談フォームへご連絡ください。秘密厳守で全国対応いたします。