買付証明書(かいつけしょうめいしょ)
買付証明書とは、不動産を購入したい買主が「購入の意思」を売主に伝えるための重要な書類 です。不動産取引の初期段階で使用され、売買の条件を明確にする役割を果たします。
買付証明書には、以下の情報が記載されます。
・買主の個人情報(氏名・住所・勤務先・年収など)
・購入希望物件の詳細情報(所在地・間取り・面積など)
・購入希望価格と売買契約日
・支払い方法(現金・ローン)や利用する金融機関名(融資を受ける場合)
・買付証明書の有効期限
・その他の特約事項や細かい条件(修繕の有無・付帯設備の確認など)
ワンポイント
買付証明書は法的拘束力はありませんが、提出後に安易にキャンセルすると信用を失い、今後の取引に影響を及ぼす可能性があります。提出前に条件や資金計画を慎重に確認し、売主や不動産会社との信頼関係を大切にしましょう。