離婚後、元夫の持分売却で縁を切った住宅ローン解消のケース

担当者
- ADR
- 任意売却取扱主任者
- 宅地建物取引士
- フィナンシャルプランナー
新卒より大手デベロッパーの新築マンション販売業務に従事。その後、不動産仲介、買取再販事業も経験している不動産歴18年のベテラン。
離婚後の関係悪化により、元夫の持分を売却して完全に縁を切りたいとご相談に
女性
- エリア東京都国立市
- 職業無職
- 家族母・娘
- 物件種別戸建
- 残債1,400万円
- 売却価格2,300万円
数年前に離婚し、元ご主人はすでに新しいパートナーと生活を始めていました。しかし、住宅の持分が残っており、関係が完全に切れず、トラブルが続いていたため、娘さんがその持分を買い取る形で解決できないかとご相談がありました。 Mさんは、他の金融機関にも相談したものの、どこも親族間売買には対応してもらえず、解決策が見つからず困っていたとのことでした。
親族間売買を提案し、無事に持分の整理が完了
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
Mさんの物件は、元夫・Mさん・Mさんの母の三名の共有名義となっていました。そのため、娘さんが持分をすべて買い取る形での親族間売買を提案しました。 金融機関の審査基準が厳しい中で、私たちと提携する金融機関を紹介し、担保評価や固定資産税評価額をもとに適正な売却価格を設定。さらに、元夫との関係が悪化していたため、私たちが間に入り、進行状況の伝達や手続きをサポートしました。
今回の事例のポイント
親族間売買は通常の売却とは異なり、金融機関の審査が厳しくなりやすいため、慎重に進める必要がありました。今回は、適正価格での売却設定と金融機関とのスムーズな調整がポイントとなりました。 また、元夫が非協力的な姿勢を取る場面もありましたが、粘り強く交渉を続け、最終的に合意を得ることができました。
無事に持分を整理し、安心して暮らせる環境に
Mさんと娘さんは、今までと変わらず同じ家に住み続けることができました。 「元夫が邪魔をしようとしたり、新しいパートナーが口を出してきたりと、本当に困難な状況でした。でも、相談した際に『大丈夫です』と言っていただけたことで、希望を持つことができました。無事に解決できて本当に安心しました。」 親族間売買は金融機関の審査が厳しく、トラブルになりやすいケースも多いですが、専門家が介入することで解決の可能性が高まります。ぜひご相談ください。
ご相談は全国から無料で受付中!
今回の担当者

小出 裕也
| 得意分野 |
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| 資格 |
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新卒より大手デベロッパーの新築マンション販売業務に従事。リーマンショックにより会社が破綻後、 仲介および販売代理の業務に従事。20代で不動産仲介業の新規立ちあげを行い、その後、リノベーション事業を行う買取再販事業に従事。その折に任意売却物件に出会い、現在に至る。 不動産を購入する方の気持ちを理解し、常用されるローンの組み方にも実感を持っている為、不動産を手放さなければならない状況に少しでも活路がないか、最後まで策を講じます。 何を最優先にすべきか決めることは大変なことです。 まずは情報を整理して、希望を捨てずに頼っていただける存在を目指します。