コロナ禍の廃業決断と滞納、返済計画調整で再出発したケース
担当者
- ADR
- 任意売却取扱主任者
- 宅地建物取引士
- フィナンシャルプランナー
新卒より大手デベロッパーの新築マンション販売業務に従事。その後、不動産仲介、買取再販事業も経験している不動産歴18年のベテラン。
コロナ禍による廃業決断と住宅ローンの滞納
43歳
- エリア神奈川県川崎市
- 職業自営業(43歳)
- 家族妻、子供
- 物件種別マンション
- 残債2,400万円
- 売却価格1,680万円
Tさんは飲食店を経営していましたが、コロナの影響で売上が大幅に減少し、資金繰りが難しくなっていました。給付金なども活用しましたが、根本的な解決には至らず、最終的に廃業を決断。 住宅ローンの滞納が続く中、早めに任意売却を進めたいとのご相談をいただきました。
売却後の負担軽減を考慮し、債権者と返済計画を調整
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
Tさんは「廃業する以上、早めに売却し、生活を立て直したい」と強く希望されていたため、スムーズに売却が進むよう調整しました。 また、売却後の残債を少しずつ返済していく意向があったため、その意思を債権者に伝え、月々5,000円ずつの返済で合意を得ることができました。
今回の事例のポイント
売却後の返済計画を債権者としっかり調整することで、無理のない返済プランを確立。さらに、売却活動中に新しい仕事を見つけ、転居費用を確保することもできました。
新たな仕事で生活を立て直し、前向きなスタートへ
Tさんは「個人再生を考えましたが、事業がうまくいかず自暴自棄になっていました。売却を決断したことで職探しに集中でき、今は新しい仕事で頑張ろうと思っています」とお話しいただけました。
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今回の担当者
小出 裕也
得意分野 |
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資格 |
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新卒より大手デベロッパーの新築マンション販売業務に従事。リーマンショックにより会社が破綻後、 仲介および販売代理の業務に従事。20代で不動産仲介業の新規立ちあげを行い、その後、リノベーション事業を行う買取再販事業に従事。その折に任意売却物件に出会い、現在に至る。 不動産を購入する方の気持ちを理解し、常用されるローンの組み方にも実感を持っている為、不動産を手放さなければならない状況に少しでも活路がないか、最後まで策を講じます。 何を最優先にすべきか決めることは大変なことです。 まずは情報を整理して、希望を捨てずに頼っていただける存在を目指します。