業績不振で返済額増、セル&リースバックで住み続けたケース
住宅ローンの返済額が増え、業績不振により支払いが困難に
49歳
- エリア愛知県豊田市
- 職業自営業者(49歳)
- 家族ご夫婦、子供(小学生)
- 物件種別マンション
- 残債900万円
- 売却価格650万円
I様は、10年前に住宅ローンを「ゆとり返済」で組み、毎月の支払いを続けてきました。しかし、昨年の夏、返済額が7万円から10万円に増額。同時に業績不振で収入が激減し、住宅ローンの支払いが厳しくなり、当協会へご相談くださいました。
セル&リースバックを提案、知人の支援で住み続けることが可能に
難易度
★★★ご提案内容と解決方法
I様ご家族は「できれば住み続けたい」とのご希望がありました。そこで、不動産を収益物件として購入してもらい、そのまま賃貸として住み続ける「セル&リースバック」という方法をご提案しました。 しかし、売却活動を進める中で、購入希望者は多かったものの、賃貸ではなく自己居住を希望する方ばかりで、条件が合いませんでした。販売開始から3カ月が経った頃、I様が相談していた仕事関係の知人である社長様が、物件を購入し、賃貸として貸し出す形で支援してくださることになりました。
今回の事例のポイント
セル&リースバックは、売却後も住み続けられるメリットがあるものの、買主の理解が必要となるケースが多いです。今回は、I様の仕事関係のつながりが功を奏し、知人のご厚意で解決へとつながりました。
買い戻しの希望も持てる形で、家族の安心を得られた
購入手続きは順調に進み、今後は買い戻しの方向も検討中とのこと。「正直、諦めかけていました。でも、後輩にこうした形で助けてもらえて、本当にありがたかったです」とお話しくださいました。
ご相談は全国から無料で受付中!
今回の担当者
河手 明久
得意分野 |
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資格 |
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新卒にて主に投資用不動産の仕入れを行う不動産会社に就職。営業をする中で、差押、競売等の登記が入った不動産の所有者様とお話しするうちに任意売却というワードを知り、この分野への興味が湧いたことを機に任意売却を専門とする不動産会社に転職。任意売却を一から学び、資格を取得し晴れて協会の相談員となった。活力と誠実さが強み。